Anthroposophie

ポスト・アトランティス

ポスト・アトランティス文化期
第一文化期:古インド文化期 (BC7227~5067年) 北極星:ヘルクレス座τ(タウ)星「ルクバルゲティ・シェマリ」(BC7700年) 蟹座時代
第二文化期:原ペルシャ文化期 (BC5067~2907年) りゅう座ι(イオタ)星「エダシク」(BC5300年) 双子座時代
第三文化期:エジプト・カルデア文化期 (BC2907~747年) りゅう座α(アルファ)星「トゥバン」(BC3000年) 牡牛座時代
第四文化期:ギリシャ・ローマ文化期 (B.C.747年~AD1413年) こぐま座β(ベータ)星「コカブ」(BC1100年) 牡羊座時代
第五文化期:ゲルマン文化期 (1413年~3573年) こぐま座α(アルファ)星「ポラリス」(AD2100年) 水瓶座時代
第六文化期:ロシア文化期 (AD3573~5700年) ケフェウス座γ(ガンマ)星「エライ」(AD4000年)
第七文化期:アメリカ文化期 (AD5700~7900年) ケフェウス座β(ベータ)星「アルフィルク」(AD6000年)
                           ケフェウス座ι(イオタ)星「アルヴァヘト」(〃) この時期は北極星が2つになる。

『神智学の門前にて』133p
アトランティス人は悟性的な概念や表象のなかで神へと上昇したのではない。自然のなかの神聖なものを神性の基礎和音として感じ、神を呼吸したのである。そのようにして聞いたものをひとつの音に要約しようとするなら、中国語のタオに似たものになる。それがアトランティス人にとっては全自然を貫いて流れる音だった。
わたしたちが握手して相手の魂を把握しようとするように、アトランティス人は自然の姿に触れたとき、神のからだをつかんだのである。彼らのなかに生きていたのはわたしたちとはまったく違った宗教感覚だった。アトランティス人には霊視力があり、神々の世界と行き来していた。
ついで、計算、論理的な思考が発展し、この能力が発展すればするほど、霊視力は奪われていった。人間は、感覚が外的に知覚するものに関わるようになり、自然は次第に神性を脱ぎ捨てていった。人間は古いものを犠牲にし、新しい能力を獲得していった。感覚的な見解を獲得するにしたがって、自然が神性のからだであるということが理解できなくなっていった。
そうなったことによって、人類のなかにふたたび神的なものへのあこがれが生まれた。心のなかに、「自然の背後に神がいるにちがいない」という思いが生まれた。そしてその神を、精神をもって探求しなければならないことを、人間は理解した。宗教という言葉は神性との再結合の探求という意味である。

アーリア根源人種の第一亜人種であるインド人
神に満たされた幾人かのマヌの使者、神仙が、原インド文化の教師となった。その文化については文字に書き留められておらず、ただ秘密の学院において、口から口へと語り伝えられた。ヴェーダやバガヴァッド・ギータ―のようなすばらしい聖典は、ずっとあとになってからできたものである。太古のインド人は、「わたしたちに外的な自然として残されたものは、ほんとうの自然ではない。この自然の背後に神が隠れている」と思った。インド人はそれを、隠れた神、ブラフマンと呼んだ。外的な世界は幻、錯覚だった。
インド人は自然のなかに神性を見出さなかった。彼らは神に接近するにあたり、夢のような状態を保持した。大きく、力強いヴィジョン、イマジネーションのなかに、ブラフマンの世界が現れてきた。幻影を越えて神すなわち原存在へといたるための修行がヨーガである。ヴェーダやバガヴァッド・ギータ―のような意味深い、人間的な完成(?)の歌も、太古の神の叡智の余韻にすぎない。
インド人は外的なものすべてから目を逸らし、神の中に上昇することだけを求めた。

第二亜人種である原ペルシア人
『神智学の門前にて』136p
同様にマヌから発したものだが、インド文化とは異なる使命を持っていた。
ゾロアスター時代以前に、古ペルシア人は口頭のみで伝えられる太古の文化を有していた。外界は神性の模造であり、外界から目をそむけず、外界を改造しなければならないという考えがあらわれてきた。ペルシア人は自然に働きかけ、自然を改造しようと思い、農夫になった。彼らは自分に立ち向かう外界がすべてマーヤーなのではなく、神の世界と並んで現実の世界が存在するのだと気づいた。
自分が沈潜できる神の世界と、自分が働きかけるべき現実の世界のふたつがあると彼らは確信した。そして、「神の世界のなかに、外界を改造するための理念と概念を私は見出す。外界は永遠の霊の模造になるのだ」と思った。
のちに、善神オルムズドの世界と、改造しなければならないアーリマンの世界とというふたつの世界があるという考えが形成されていった。しかし彼らは外界のなかに法則を見出すことはできなかった。外界を抵抗物としかかんじなかった。


シュタイナーの考えの中に、
短い時間の中で過去の(太陽系)輪廻の過程を繰り返す
過去の宇宙紀をそっくりそのまま繰り返すのではなく、時間を「圧縮」して繰り返す。
というのがある。ポスト・アトランティスに関して神智学と人智学とで概念が異なっているのはこういうことなのでは?


太陽系(地球)がエーテル化するに従って時間の進みは速くなる
そして完全にエーテル界に入ると、時間は停止してしまう。
この事が何を意味するのかと言うと…現在のポスト・アトランティス時代より以前の時代は、エーテル界に属していた、もしくはエーテル界に近い場所に存在していた。
という事は、太古の時代は現代より「時間の進むスピードが速かった」「もしくは時間すら存在しなかった」時代だったという事になる。
なので、「レムリアは今から約26,000年前に存在し~」とか、「アトランティスは今から約13,000年前に存在し~」という話は、これらは全て、現在の時間感覚に”翻訳”された表現である。
シュタイナーは、時間はレムニスカート(∞)状に進むとしています。時間は過去から未来へ単純に直線的に進むのではなく、上述した通り過去の進化を凝縮しつつ繰り返しながら、同時に過去と未来が対応する形で進んでいく。
太陽系が物質化する最後の時代は「第七根幹時代」。上記の話と照らし合わせると、第七根幹時代は一番最初のポラール時代に対応する、という事です。第六根幹時代はヒュペルボレアス時代に対応などなど。
https://ameblo.jp/minimal-universelife/entry-12509728818.html


(用語辞典より)
土星進化期にトローネがケルビムに供儀を捧げ、アルカイという実体として時間は発生した。エクスシアイは時間進化の中に、それより上の天使群は持続の領域に属する。時間感受はルシファーの影響で成立した。
昔と今では時間経過の速度が異なる。時間は直線ではなく、レムニスケート…lemniscate…状に進む。
14~15世紀以後、時間的思考はなくなり、空間表象が支配的になっている。
7が時間の数、心魂進化の数。
感覚的、物質的存在としての人間はエーテル的生命の7倍ゆっくり動く。





Home