オリオンの高等評議会〜その旅行カバンを降ろしてください! 2015年6月30日 ホーリー・ホーキンス・マーウッド経由
こんにちは、親愛なるみなさん、我々は「オリオンの高等評議会」です。
今日のメッセージは、少々あなた方をイラつかせるかも知れません。というのはこれから我々が言おうとしていることは、「癒し」や「変容」に関してあなた方が学んで理解したことのいくつかを軽くあしらい、人生の一時期が「癒し」と「変容」の時期であるために「これが起こる必要がある」とあなた方が思っていることに反するものだからです。あなたの魂が望んだ一つの振動的な体験、それをあなたは自分の人生で体験するのですが、それをあなたが理解してこそ、我々は話を進めます。何かがあなたの人間的な展望から「良い」とか「悪い」とか感じられることについてはどうでもよく、我々がお話ししているのは、何かに対するあなたの「魂レベル」の展望からの是非なのです。あなたの魂の体験の流れから見て「はい」とゴーサインを出されたのが、あなたが体験していることです。あなたがその事実を事実として自分の感情構成要素の埒外から認めることが出来て、なおかつ「ごらん、これが私の魂が望んだ体験です。彼の他の人々も同様に魂の存在であり、私の魂がこの生涯、この次元で彼らとともにこれを体験することを望んだのです」と言うことが出来るならば、体験をそれほど個人的に捉えることなく、その体験に少し距離を与えます。あなたは体験に際して、「おっと、ここが自分の成長のし時だぞ。変化のし時だぞ。これは全て私の変容のためにある体験なのだ」と言うことが出来ます。それは必ずしも「成長の機会だ!」とあなたの気を良くするようには働きませんが、成長の機会というのは、多くの痛みを伴い得るものなのです。
内面に入って、自分が体験した全ての体験、特に若かりし頃にした体験を見つめ、それらを癒し、それらを許す必要があると、今あなた方の多くが感じています。そしてそれらには、癒して許すための複数のレイヤー(層)がかかっています。ですね? たった一つの単純な出来事にまつわってでさえ、起こる必要がある許しと変容の複数のレイヤーは果てしなく無数であるように、時々あなた方の多くが感じます。あなたが癒されようとしているのが何であろうと、一人の「振動的な存在」としてあなたがその発端の出来事を見つめるならば、それを「振動的な旅行カバン」としても見ることが出来ます。あなたが持ち回っているお荷物、それが「振動的な旅行カバン」です。「そうですとも、私にはこの体験があるのです」「ええ、この体験は私をある特定の方向で定義づけ、私はそれに対して応えました。この体験を一片の旅行カバンに詰め込んで運んでますから、ある特定の方向で人生に応えてきました。なにしろこの旅行カバンは私の人生の一部なのですからね」
さぁ、我々が言っている、「あなた方のある人をやや挑発しかねない」のは、ここのところです。あなたの人生体験を変えることは、「その一片の旅行カバンを降ろすことが出来る」と決めるくらいに、単純なことなのです。さぁ、あなたの言い分はこうです。「いや、だめです! これらが私に起こったのです。忘れることなど到底無理です!」。あなたが一片の旅行カバンを握りながら「うわ〜、重いなぁ」と言うのであれば、「あなたは心を開いて、その一片の旅行カバンを地面に降ろしさえすれば良いのです。自由になりますよ」というのが、我々の言い分です。あなた方にとって、人間が物質的に体験することからも、それは意味をなすことでしょう。あなたが文字通り一片の旅行カバンを握りしめていてそれが重いのであれば、手を開いてそれを下に降ろせば、あなたはその重荷から解放されます。ですよね? 癒す必要があるままに感じ続けていながらも決して癒しが為されないように感じる物事のいくつかは、文字通り、手を開いてその旅行カバンを下に降ろす、というくらいに単純なことなのです。あなたが他人に対して「許すことなど出来ない」というような重大事であるそのトラウマ的な体験に関して、あなたが次のように考えるというのはどうでしょうか。次のように決定するというのはどうでしょうか。「起こったことは起こったことだ。今私は、前に進むことが出来る。全て腑に落ちているかどうかに関係なく、オーケーだと言うことが出来る。関係する人の全員を私は許した。過去の人生でそんな問題にまつわったな。まつわる問題はカルマだといって自分を責めたな」。そして、次のように言うのは、どうでしょうか。「一つのエネルギー的な体験として、もうそれを体験し終えた。それで自分を定義するのは、もう終わりにすることにしよう」。あなたがそうすると、もうあなたは新しい振動数を選び始めています。「新しい振動数」には、もうその「旅行カバン」は含まれていません。
あなた方のある人は、これを聞いて電球の灯りががパタと消え行き、「なんてこった、そんなに簡単なことだったのか。何故そこに思いもよらなかったのだろう? 『それ』は起こらなかったというワケではないが、だからといって『それ』が自分を定義する必要を、もう終わりにすることにしょう」と言うことになるでしょう。「『それ』に対して落とし前を付けようとし続ける必要と中毒から、自分自身を解放出来るかもしれない」と言うことになるでしょう。何故そうなるのかというと、あなた方のこの次元にはある特定の決まり事があるからであり、それはこういうことなのです。あなたの魂は、「あなたが何か『それ』を手放すと決めるのに、必ずしも『それ』に対して落とし前を付ける必要がある(答えを見つける必要がある)わけではない」ということにしたのです。ですからあなたは、ある意味エネルギー的に全く『それ』から離れて、「『それ』は起こった。『それ』が起こった意味が私の腑に落ちているワケではない。しかし同時に私は、『それ』が腑に落ちないにしても、『それ』に私を定義させることは、もう止めにすることにする」と言うことが出来るのです。
ですから、既に起こったあなたの振動的な現実(あなたの人生で既に起こった振動的な体験)を「変えよう」と決めるのに、常に「落とし前を付けること」を待っている(「腑に落ちる答えを待つ」という姿勢でいる)必要は、ないのです。あなたには無数の体験があり、それらに対する無数のレベルの理解があります。その理解、その情報が必ずしも「旅行カバンを降ろそう」との決定打にはならないとしても、体験に対する無数のレベルの理解のうちに、それを通じたあらゆる癒しの体験があります。もしあなたが、「私の魂がその体験を望んだのだ。『何故』の理由をことごとく知る必要はない。人間心や人間感情のフィールドで私の人間体験に納得の行くつじつまを合わせる必要は、ない」と言えるまでに、感情的に「それ」を解き放すことが出来れば、次のように言うことが出来ます。「わあ、ほら、私の魂が体験することに決めたのは、これです。ですから私は、『それ』を解くためにいちいち落とし前を付ける必要はないことにします。『それ』を解くためには、ただこの手を開いて私の旅行カバンを落とし、『それ』なしで前に進めば良いだけです」。
あなた方のある人にとって、これは素晴らしい考えに聞こえそうです。そしてあなたは、それを試してみることになるでしょう。あなたはその旅行カバンにしがみつく癖があることを、忘れないでください。「『それ』を降ろしますが、『それ』が近くにないと困ります。『それ』はそれほどにも慣れ親しんだものなので、その旅行カバンが手元にないと、私のエネルギー・フィールドが快適かどうか、怪しいのです」というのは、いとも簡単なことです。あなたの手が旅行カバンが恋しくなり、あなたはまた「それ」を拾い上げたくなります。あなたは、「それ」を何度も拾い上げようとし続けそうです。しかしあなたがする必要があるのは、「その体験のせいで、私はメチャクチャだ」と決めつけているその癖を断つことです。何故ならば、あなたが人生でしているあらゆる体験は、「私の魂であり『私である者』は、このようなあれこれの代物を超えている」ということを知ることにこそ、あるからなのです。
「『それ』は一つの問題として決着した。私のエネルギー・フィールドに『それ』を入らせて私を定義づけるのは、もう認めないことにする。『それ』なしで人生を体験するために出来ることは、何だろう?」と言い得るポイントが、いつかどこかであります。マインドや感情がその旅行カバンを再び拾い上げたいという欲求にかられるのに気付く度に、「いや、降ろそう」と、思い返してください。「この次元でその体験をした一人の永遠の存在が、私である」ということを思い出してください。しかもあなたはその体験を超えた存在であるのですから、あなたがする必要があるのは、単に「それ」を降ろすことだけです。それほど簡単なことです!
これを聞いて(読んで)、あなた方のある人はこの考えをいたく気に入り、この考えを取り入れることになりそうです。そして自分に出来るとは決して思いもしなかったように事を進んで行くことになりそうです。それは、「あなたは『それ』を掘り下げて癒すまでのこともない」、という許可を、あなたが与えられつつあるからなのです。あなたは、まさに「それ」を手放しつつあります! それは、かつてあなたが自分の人生で聞いた最も開放的なことになりそうです。
またあなた方のある人は、これに対して疑いを持ち、「それが役に立つのは良いが、そうなると言われているようにあらゆることを割引してしまう(物事を軽視してしまう)ことになりそうだな」などと思ってしまいそうです。そこで我々はこう言いましょう。「であれば、『癒しの旅』を楽しんでください。そしてそれも、全く素晴らしいことです」。
またあなた方のある人は、中庸にいることになりそうです:ちょっと懐疑的でありつつ、それを試してみることでしょう。そしてそれがうまく機能するのを知ることになるでしょう。それにそった自分のやり方を見つけるまでは、旅行カバンを再び拾い上げたくなってはまた下に置くという、往ったり来たりの「揺らぎ」を、どうぞ体験してください。その全てがオーケーです。しかし我々は、あなた方の多くが単に重荷を手放すためにこそこう申すのであり、こう申すのは、癒しと変容が起こるためにこそなのです。何故ならばあなたは、「癒し」の名のもとに「それ」を復活し続ける必要はもう本当にないと、エネルギー的に決定したのですから。そしてまさにあなたは、「それ」を手放しつつあるのですから。
これが非常に深いことであり、これがあなた方の多くをイラつかせるであろうことは、我々は承知しています。それでも、あなた方がこれを聞く時なのです。「癒しや変容はそれほど簡単なことなのだ!」ということを、あなた方が耳にするなのです。
あなた方のある人たちにとっては、これは大躍進になりそうです。そしてあなたはまさに、それを楽しむことなりそうです。あなた方の旅であなた方の決定がどうあろうとも、我々はあなた方の一人一人、皆さん全員を祝福します。
幸せであれ。
我々は「オリオンの高等評議会」です。
�・ 2015 Copyright Holly Hawkins Marwood This channeled message may be reproduced in it’s entirety provided it is kept in its original form and not altered or changed in any way, with the Author and a link to www.Soul-Genesis.com clearly displayed as shown below. Author: Holly Hawkins Marwood www.Soul-Genesis.com
http://www.soul-genesis.com/2015/06/30/high-council-of-orion-put-your-luggage-down-30th-june-2015/
翻訳 ソウルカメラ http://blog.livedoor.jp/sourukamera/archives/45404011.html |